2021.12.13
プレスリリース

メルカリ、グループ全体のESG推進に向け、経営直下のESG委員会を設立

〜 各カンパニーごとにESG担当役員を設置し、事業とESG推進を両立 〜

株式会社メルカリ(以下:メルカリ)は、限られた資源が大切に使われ、誰もが新たな価値を生みだせる社会を目指し、グループ全体のESGを一層推進していくため、新たに各カンパニー(事業部門)ごとにESG担当役員を設置し、グループ経営に関わる議論や意思決定が行われる上級執行役員会の諮問機関としてESG委員会を設立したことをお知らせいたします。

2021年6月のコーポレート・ガバナンスコード改訂後、社会・環境問題などサステナビリティに関する課題への適切な対応は経営課題としての重要性を増しており、日本企業でも徐々にESGを推進する組織の設置が進んでいます。

メルカリは2021年8月、事業を通じて社会・環境課題の解決に貢献していく価値創造に関わるものと、持続的な成長のために必要な経営基盤に関わるものの両方の観点から、5つのマテリアリティ(メルカリが長期ビジョンを実現するにあたり取り組むべき重点課題)をアップデートし、マテリアリティごとのゴールとアクションを取りまとめました※1

■メルカリの重要課題(マテリアリティ)

  • 循環型社会の実現/気候変動への対応
  • ダイバーシティ&インクルージョンの体現
  • 地域活性化
  • 安心・安全・公正な取引環境の実現
  • コーポレートガバナンス・コンプライアンス

※1: 詳細はサステナビリティレポート( https://about.mercari.com/sustainability/ )をご覧ください。

今後、これらの重点課題について、より事業との連携を強め、ESGの視点を経営の意思決定および業務の執行プロセスに組み込むため、統括責任者となる上級執行役員 SVP Management Strategy 河野 秀治のもと、各カンパニーごとに7人のESG担当役員を選任いたしました。これにより、ESG視点から事業に関する各種経営判断に関与することで、メルカリの各事業とマテリアリティごとのESG施策を両立し、かつスピーディーに実行・推進ができる体制を確保しています。

また、グループ経営に関わる議論や意思決定が行われる上級執行役員会において、十分な時間を確保してESGに関する議論を行えるよう、ESG委員会を設置いたしました。代表取締役 CEO(社長)の山田進太郎を委員長とし、各カンパニーのCEOやESG担当役員など、委員長が指名したメンバーとともに、年に4回、マテリアリティごとの実行計画策定や進捗状況のモニタリングなどに取り組んでまいります。

■ESG委員会 概要

目的:経営における重要アジェンダの一つとして、ESGに関する十分な議論の時間を定期的に確保することで、より質の高い議論を可能にし、上級執行役員会での意思決定の質を高めることを目的としています。

組織体制:

ESG担当役員一覧:

全体統括 株式会社メルカリ
上級執行役員 SVP Management Strategy
河野 秀治
メルカリ日本事業 株式会社メルカリ
CS Division
西垣 道仁
メルカリUS事業 Mercari, Inc.
Marketing Strategy
Walter Hangad
メルペイ 株式会社メルペイ
Corporate
大塚 喜子
鹿島アントラーズ 株式会社鹿島アントラーズ・エフ・シー
経営戦略チーム
金子 有輔
ソウゾウ 株式会社ソウゾウ
Legal
末永 麻衣
メルコイン 株式会社メルペイ / 株式会社メルコイン
Public Relations Team
宮本 祐一
メルロジ 今後選出予定

メルカリは、今後も事業と企業活動の両面からESGにコミットしていくことで、限られた資源が大切に使われ、誰もが新たな価値を生みだせる社会の実現に貢献してまいります。