メルカリのポジティブインパクト

メルカリの事業を通じて生まれた環境貢献量(ポジティブインパクト)を公開しています。

ポジティブインパクト(メルカリの事業を通じて生まれた環境貢献量​​)

メルカリにおける取引を通じて 回避できたCO2排出量は、「衣類だけ」で年間約48万トン*2


メルカリの中でも最も取引量が多い衣類カテゴリーのみ*1を対象にCO2排出量を今回初めて算出した結果、お客さまがメルカリで取引したことによって、2021年は約48万トンのCO2の排出を回避できたことがわかりました。また、直近3年間において回避できたCO2排出量は衣類カテゴリーだけでも合計約140万トンに及び、事業成長とともに循環型社会の実現に着実に貢献することができていると考えています。

メルカリというマーケットプレイスの事業は、お客さまに使っていただければいただくほど、環境に対してポジティブなインパクトをもたらすことができるため、事業の成長がそのまま環境課題の解決にもつながっていきます。


*1:2019年4月~2022年3月の3年間におけるメルカリJPとメルカリUSの「レディース」「メンズ」「キッズ」のカテゴリーで取引完了となった中古品を対象商品に設定
*2:当該カテゴリーで取引された商品が、新品の代わりに利用されたと仮定したことで回避できるCO2排出量を、調整係数をかけて製品ライフサイクル(生産・流通・使用・廃棄)を考慮して算出。(回避できるCO2排出量=(中古品に相当する新品を使用した場合のCO2排出量)ー(中古品を使用した場合のCO2排出量))。衣類のCO2排出原単位は環境省のデータを参照(出典:環境省「ファッションと環境調査結果」)。メルカリUSのCO2排出量の分析結果においても環境省のデータを参照して推計。
メルカリにおいて取引量が最も多く、算出データも揃っていることから、第一弾として「衣類」カテゴリーを対象に算出を実施(監修:東京大学 価値交換工学社会連携研究部門 特任研究員 文多美)。今後、製品カテゴリ別中古品再利用による環境影響の研究を中長期プロジェクトとして継続していく予定

メルカリに出品されたことで、 年間約5.9万トンもの衣類が捨てられずに 次の必要な人へとつながっていきます


メルカリに出品されたことで回避できた衣類廃棄量(重量)は日本だけでも約4.2万トン*1でした。これは日本で1年間に捨てられる衣類の総量48万トン*2の約8.8%に相当します。
使わなくなった衣類も、捨てずにメルカリで出品したり購入したりすることができれば、環境負荷を減らし、循環型社会の実現に近づくことができます。


*1:2021年4月-3月におけるメルカリJPとメルカリUSの「レディース」「メンズ」「キッズ」カテゴリーで出品完了した商品数より算出。衣類の重量は、経済産業省のデータを参照(出典:経済産業省「繊維産業活性化対策調査」)。メルカリUSの重量においても経産省のデータを参照して推計。
*2:出典:環境省 サステナブルファッション