Material Topic 2

あらゆる価値が循環する社会の実現

この取り組みを通じて目指すゴール: Goal:

事業を通じて環境や社会に貢献する「プラネット・ポジティブ」な企業を追求することで、物理的なモノやお金に限らずあらゆる価値がなめらかに循環する社会を実現します。

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Focus Areas

重点領域

  • 持続可能性をともなう事業成長
  • 循環型社会の実現に向けた文化醸成
  • 気候変動への対応

FY2023.6 実績

  • GMV :1兆1241億円*1
  • 温室効果ガスの削減貢献量(ポジティブインパクト):約53万トン
  • 環境負荷量(ネガティブインパクト):約4.3万トン
  • メルカリを使うことはサステナブルだと思う人の割合 :60%

*1:FY2023.6 Marketplace(9,846億円)+メルカリUS(1,395億円)

FY2023.6 サマリ

あらゆる価値が循環する社会の実現に向け、決済方法の拡大、ビットコイン取引サービスを通じたメルカリエコシステムの拡張を実現。また国内のみならず国外の越境取引も順調に伸長し、フリマアプリ運営を行うフランスの「Beebs SAS」社へのシリーズAラウンドの出資も実施した。

FY2024.6 方針

CtoC市場でのマーケットシェアをより強固なものにするべく、グループ横断でMarketplace GMVの最大化を推進、さらに越境取引とBtoC取引の拡大と外部パートナーとの連携を推進。

循環型社会の実現に向けて

メルカリは、事業を通じて環境や社会に貢献する「プラネット・ポジティブ」を追求することで、物理的なモノやお金に限らずあらゆる価値がなめらかに循環する社会の実現を目指しています。事業を通じて生まれた温室効果ガスの削減貢献量​​を算出した結果、「メルカリ」で算出対象カテゴリーで取引したことによって、日米合計で年間推計約53万トンの温室効果ガスの排出を回避できたことがわかりました。
メルカリの事業が社会にもたらすポジティブなインパクトは定量的にも示されており、メルカリが事業成長することがそのまま、循環型社会の体現であるともいえます。
今後もメルカリは、さまざまな取り組みを通じてリユースを推進し「捨てる」をへらすことで、限りある資源が大切に使われる循環型社会の実現に貢献します。

プラネット・ポジティブとは

地球資源の限界を意味する「プラネタリー・バウンダリー」という概念が広がるなか、私たちは事業を通じて環境や社会に対してポジティブなインパクトを生みだし続けていくことで環境課題の解決に貢献したいという思いを「プラネット・ポジティブ」という言葉で表現しました。

メルカリのポジティブインパクト(削減貢献量)

「メルカリ」の取引を通じて生まれた削減貢献量
日米合計で年間約53万トンの温室効果ガスの排出を回避



「衣類(レディース・メンズ・キッズ・ベビー)」、「スニーカー(レディース・メンズ・キッズ)」、「電子機器(PC・スマートフォン・タブレット)」、「本・漫画・雑誌」、「CD・DVD・BD(ブルーレイディスク)」5つのカテゴリー※2を対象に削減貢献量の算出を行った結果※3、「メルカリ」を通じて日米合計で年間約53万トンの温室効果ガスの排出を回避できることがわかりました。これは東京ドーム約220杯分の容積に相当します。

メルカリと東京大学RIISE社会連携研究部門「価値交換工学」と合同で算出を実施。
取引された商品が新品の代わりに利用されることで温室効果ガスの排出を回避できると仮定し、製品ライフサイクルや配送に係る温室効果ガス排出量、メルカリの使用頻度、製品の使用年数等から推計。

詳細はポジティブインパクトのページへ。

※2 : 2022年4月-2023年3月におけるJP版メルカリとUS版メルカリの「レディース」「メンズ」「キッズ・ベビー」(スニーカー含む)、「PC」「スマートフォン」「タブレット」「本」「漫画」「雑誌」「CD」「DVD」「BD」のカテゴリーで取引完了となった中古品を対象商品に設定

※3 :

・新品代替中古品のリユースによるGHG削減貢献量=新品使用によるGHG量ー商品リユースによるGHG量=(中古品相当の新品件数×新品GHG排出量)ー(中古品件数×中古品GHG排出量)

・電子機器のリユース(商品寿命の延長)によるGHG排出削減効果=新品のみ使用によるGHG量-商品リユースによるGHG量=(新品のみによる使用件数×新品GHG排出量)ー(新品~中古品利用で商品寿命の延長による商品件数×新品~中古品利用のGHG排出量)

ネガティブインパクトの削減/気候変動への対応

目標

2030年までにScope1+2の100%削減、Scope3は付加価値*1あたり51.6%削減*2を目指します。 Scope1+2については、基準年(FY2021.6)と比較して75%削減、Scope3は原単位ベースで32%削減しました。 2030年に向けて、Scope1+2に関しては総量削減、Scope3に関しては付加価値あたりの排出量(原単位)を削減していきます。

*1 : 売上総利益あたりの排出量(CO2-百万円)

*2 : 当社の目標はカテゴリー1「購入した製品・サービス」が対象

FY2023.6排出量実績

FY2023.6の当社グループ全体のGHG排出量は約4.3万トンで、以下の結果となりました。2030年の目標達成に向け、引き続き様々なアクションを実行していきます。

  • Scope1:207トン
  • Scope2:645トン
  • Scope3:41,844トン
  • 合計:42,696トン
詳細はESG情報のページへ。

テクノロジーを活用した新しいお客さま体験の創造

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