Material Topic 5

世界中の多様なタレントの可能性を解き放つ組織の体現

この取り組みを通じて目指すゴール: Goal:

世界中の多様なバックグラウンドを持つ人材がポテンシャルを最大限に発揮して働ける環境を整えることで、持続的に成長できる企業としてあり続けます。

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CHRO message

世界中の多様なタレントの可能性を解き放つ組織

メルカリでは、組織のあり方と人的資本への投資をAIの活用を前提にアップデートしています。意思決定や学習の速度、一人ひとりが発揮できる価値の幅が競争力に直結する時代において、AIを個人の工夫にとどめず、会社全体の基盤として活用していくことが重要です。AI戦略と人事戦略を統合し、人と組織の成果を最大化すること。これが、CHROとCAIOを兼務している私のコミットメントです。

AI時代の変革の中心にいるのは、あくまで人です。AIによって定型的な業務や情報整理を効率化することで、人はより重要な意思決定、創造、挑戦に集中できるようになります。メルカリは、AIを人の代替ではなく、一人ひとりの可能性を広げる基盤として活用していきます。現在、メルカリには約55ヶ国のメンバーが在籍し、特にエンジニア組織では約60%が外国籍メンバーです。多様なバックグラウンドや視点は、変化の大きい市場環境で新しい価値を生み出す源泉となります。一方で、多様性は存在するだけで成果につながるものではありません。異なる視点が安心して語られ、意思決定に反映され、事業や組織の成果につながる仕組みがあってこそ、持続的な競争力になります。

そのためにメルカリは、バリューに基づく挑戦と学習を促すカルチャーや制度を継続的にアップデートしています。「ミッション実現に向けた大胆なチャレンジをしているか」「失敗や成功から素早く学んでいるか」を、あらゆる場面で問い続けること。発揮された価値に応じて、抜擢・登用の機会を広げること。属性に関わらない競争力のある報酬を実現すること。こうした仕組みを通じて、多様なタレントがそれぞれの強みを発揮し、より大きな責任と挑戦に向かえる組織をつくっています。

だからこそ、Inclusion & Diversityは、AI時代においても重要な経営基盤です。AIが個人の可能性を広げ、職種や組織の境界を越えた働き方が広がるほど、誰もが安心して声を上げ、その人らしい強みを発揮できる環境を担保していく必要があります。評価・タレントマネジメント・組織構造を継続的に問い直しながら、一人ひとりが持つ可能性を、事業成長と企業価値の向上につなげていきます。

メルカリは、AI時代だからこそできるやり方で、マテリアリティに掲げる「世界中の多様なタレントの可能性を解き放つ組織」を体現していきます。AIを人の可能性を広げる基盤として活用し、多様な人材が挑戦し、学び、より大きな価値を生み出せる環境を進化させ続けます。

株式会社メルカリ 執行役員 CHRO 兼 CAIO 木村 俊也