2020.8.12
プレスリリース

フリマアプリ「メルカリ」、東南アジア・台湾最大のマーケットプレイス「Shopee」と連携し、台湾での越境販売を開始

株式会社メルカリ(以下、メルカリ)は、越境ECのインフラ構築サポートを提供するBEENOSグループの協力のもと、東南アジア・台湾で最大のマーケットプレイス「Shopee(ショッピー)」を通じた台湾での越境販売を開始いたします。

背景

経済産業省の調査によると、2019年の世界の越境EC市場規模は9,123億USドルであり、また2027年にかけての年平均成長率は約27%と、市場の大幅な拡大が予測されています。※1

メルカリにおいても「新たな価値を生みだす世界的なマーケットプレイスを創る」をミッションに、2019年11月より100か国以上での越境販売を開始しました。※2

開始時から2020年6月時点までの越境販売にかかるGMVは着実に成長し、特にアジア圏からの需要が見込めたことから、特定の国や地域で日常的に利用されるマーケットプレイスでの越境販売を決定しました。今回は、東南アジア地域で最大のマーケットプレイスである「Shopee」と連携し、まずは台湾での越境販売を開始します。
※1:経済産業省(2020年7月)「令和元年度 内外一体の経済成長戦略構築にかかる国際経済調査事業(電子商取引に関する市場調査)」https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/statistics/outlook/r1_betten.pdf
※2:フリマアプリ「メルカリ」、100か国以上での越境販売を開始 〜代理購入サービスを通じ、海外のお客さまにも販売が可能に〜(2019年11月)https://about.mercari.com/press/news/articles/20191115_crossborder/

「Shopee」は7つの市場(シンガポール・台湾・マレーシア・タイ・インドネシア・ベトナム・フィリピン)に展開する、東南アジア・台湾最大のマーケットプレイスです。本連携によって、台湾から「Shopee」上で「メルカリ」の一部商品を閲覧・購入することが可能になります。

取り引きの流れ

「Shopee」( https://shopee.com/ )上で台湾のお客さまから注文が入ると、BUYEE公式アカウントが「メルカリ」上の商品を代理で購入し、検品・梱包後、台湾のお客さまへ発送します。「メルカリ」の出品者は、これまで通りの配送方法と配送料でのお取り引きが可能です。
※BUYEE公式アカウントは、BEENOSグループが運営する代理購入用アカウントです。

実証実験について

2020年4月より、「Shopee」上での実証実験を行いました。そのうち、台湾のお客さまに人気のあったカテゴリーは以下の通りです。

日本では数年間売れていなかった商品が台湾のお客さまに購入されるなど、越境販売によって新たな需要が喚起されていることがわかっています。

メルカリは、これからも「新たな価値を生みだす世界的なマーケットプレイスを創る」をミッションに、より手軽で安心安全なマーケットプレイスをグローバルに展開してまいります。