2019.11.15
プレスリリース

フリマアプリ「メルカリ」、100か国以上での越境販売を開始 〜代理購入サービスを通じ、海外のお客さまにも販売が可能に〜

株式会社メルカリ(以下、メルカリ)は、2019年11月15日(金)より同社が運営するフリマアプリ「メルカリ」において、BEENOS株式会社の完全子会社が運営する越境ECサポートの代理購入サービス「Buyee(バイイー)」との連携による越境販売を開始いたします。
※一部のカテゴリーを除く

■背景
経済産業省が今年5月に発表した「平成30年度 我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備(電子商取引に関する市場調査)」によると、2018年の越境EC市場規模は6,760億米ドル、前年比27.5%と着実な成長を遂げています。加えて、2020年までは対前年比20%台の成長率が見込まれています
※経済産業省(2019)「平成30年度 我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備(電子商取引に関する市場調査)」(https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/statistics/outlook/H30_hokokusho_new.pdf

「メルカリ」上でも、Web版「メルカリ」への海外アクセス数が2017年から約6倍に増加するなど、海外のお客さまからの潜在的な購買ニーズがあることから、今回、越境EC市場の有する潜在的市場規模と、メルカリの「新たな価値を生みだす世界的なマーケットプレイスを創る」というミッションに基づき、代理購入サービス「Buyee」を介した越境販売を開始いたします。

「Buyee」は、世界100以上の国・地域に対応し、会員数は100万人を超える代理購入サービスです。本取り組みによって、日本で出品された商品が国外でも購入可能となり、販売機会の向上が期待できるほか、これまでサービスをご利用いただけなかった海外居住者の方でも、「メルカリ」の商品を購入できるようになります。なお、「Buyee」上で出品される商品は、「メルカリ」上で出品後、一定期間を経た商品に限ります。

■取引の流れ
「Buyee」(https://buyee.jp/mercari/ )上で海外のお客さまから注文が入ると、海外のお客さまに代わりBuyee公式アカウントが「メルカリ」上の商品を購入します。
メルカリの出品者は、「Buyee」の国内拠点へ商品を発送します。
商品到着後、「Buyee」スタッフによって検品・受取評価を行い、売上金が付与されます。
以降の海外配送等は全て「Buyee」が行います。

■越境販売実証実験について
2019年8月より、出品から一定期間が経過した商品の越境販売の実証実験を行いました。そのうち、海外のお客さまに人気のカテゴリーは以下の通りです。

お客さまに最も人気なカテゴリーは、キャラクターグッズでした。日本のアニメやゲームのグッズなど、日本でしか購入できないものが注目されています。

メルカリはこれからも、「新たな価値を生みだす世界的なマーケットプレイスを創る」をミッションに、より手軽で安心・安全なマーケットプレイスをグローバルに展開してまいります。