メルカリではかねてより利用規約に違反する行為に対して取り締まりを行っておりますが、昨今、下記の事項に関してより一層対策を強化いたしました。
下記方針をお知らせするとともに、今後も規約違反行為の抑止に努めて参ります。
1. アカウントを不正に作成し販売していた者の逮捕
今月6日までに、メルカリのアカウントを不正に作成しインターネット上で販売していた者4名が、山口県警、島根県警、鹿児島県警の3県警の共同捜査において、私電磁的記録不正作出・同供用罪の疑いで逮捕されました。本件についてはメルカリも当初より情報の照会等を通じて捜査に協力し、逮捕に至ったものです。
メルカリではサービス開始当初より、利用規約で複数アカウントの作成、譲渡や売買を禁止しております。これは利用規約に反し利用停止等になったユーザーの再利用や、いたずら等によるユーザー間トラブル、また複数アカウントを同時に利用した自己取引等の防止のためとなります。
アカウントを大量に不正作成し、販売したとして逮捕に至った事案は全国初となります。今後は、社内でもシステムや監視をより強化し、不正に作成されたアカウントの検知・悪質な利用者の排除、また利用者への啓蒙による不正行為の抑止に取り組んで参ります。
2. 出品ツールを用いた出品行為および出品ツール販売業者の取り締まり
メルカリでは、出品時に手元にない商品の出品を利用規約上禁止しております。昨今、「出品ツール(メルカリに自動で出品を行うソフトウェア等)」を用いていわゆる「無在庫転売(手元にない商品を販売する)」を行い、ユーザー間でトラブルとなるケースが増加しておりますが、健全なマーケットプレイスを維持していくためにメルカリでは出品ツールの利用を禁止し、出品ツール等を販売する業者への対応も順次進めております。
また、出品ツールの販売業者には個別に警告を行い、販売サイトの閉鎖やツール販売の中止をさせています。今後もこのような販売業者に対しては、断固とした措置を取って参ります。
今後も引き続き、カスタマーサポート体制の強化および公的機関との連携を通じて、健全なマーケットプレイスの実現を目指します。