2022.6.24
お知らせ

<メルカリ物価・数量指数からわかる5月トレンド通信>「リベンジ消費」の拡大でコロナ前の水準に消費が回復 。「演劇/芸能(チケット)」が物価上昇1位となり、前年同月比約1.5倍増

メルカリ総合研究所より、「メルカリ物価・数量指数からわかる5月トレンド」をご紹介いたします。

「メルカリ物価・数量指数」について

「メルカリ物価・数量指数」は、月間利用者数2,000万人超のフリマアプリ「メルカリ」を活用し、「メルカリ」内の取引価格と流通数量の変動状況を、「メルカリ」における商品カテゴリー毎に月単位で表す価格指数・数量指数です。個人間商取引における消費者の需要を可視化していく世界初※1の取り組みです。各種データを参照した消費トレンドを発信している報道関係者をはじめ、物価変動を取り扱うマクロ経済学、消費者行動、マーケティング等の研究者に情報を開示し、経済・研究活動に寄与することを目的としています。

本ニュースレターでは、「メルカリ」の“中カテゴリー”に限定し、前年同月比で物価及び数量指数が上昇、または下落した商品カテゴリーを紹介しています。

※1:メルカリ及びUTEcon調べ

5月のポイント

1.「演劇/芸能(チケット)」が物価上昇1位、「自動車本体(自動車・オートバイ)」が物価下落1位に
2.「演劇/芸能(チケット)」の物価指数は前年同月比約1.5倍、コロナ前の水準に戻りつつある傾向
3.「アクセサリー(メンズ)」は前年同月比約1.4倍増。「リベンジ消費」拡大で2018年1月以来最高の物価指数を更新。

2022年5月に物価指数が上昇した商品カテゴリー

「演劇/芸能(チケット)」の物価指数は前年同月比約1.5倍、コロナ前の水準に戻りつつある傾向


「演劇/芸能(チケット)」の物価指数は、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い下落しましたが、2020年4月以降、徐々に上昇傾向にあり、2021年11月からは最大1万人としていたイベント人数制限も解除され、全国各地で大型フェスなどが開催されたこともあり、現在ではコロナ前の水準に戻りつつあります。

※:2022年6月10日より、電子チケットや電子クーポン、QRコードなどの電子データ、ダウンロードコンテンツやデジタルコンテンツなどの電子データの出品を禁止しています(https://jp-news.mercari.com/articles/2022/06/03/notice-about-listing-2/
電子チケットなどはチケット類の中でも一部の取引であり、チケット類の本物価上昇への影響は軽微。
※:メルカリは定価を上回る価格での販売を禁止し取り締まっている(https://help.jp.mercari.com/guide/articles/888/)ため、本物価上昇への影響は軽微。

「アクセサリー(メンズ)」は前年同月比約1.4倍増。「リベンジ消費」拡大で2018年1月以来最高の物価指数を更新


「アクセサリー(メンズ)」の物価指数は、2021年8月から継続的な上昇に転じ、2022年5月は前年同月比で約1.4倍。メルカリ物価・数量指数の基準値としている2018年1月以来最高を更新しています。日本百貨店協会の全国百貨店売上高の発表※2によると、2022年4月の百貨店の売上高は前年比19%増の3,778億円で2か月連続プラスになったことがわかりました。特に、ラグジュアリーブランドや時計などの高額品の好調が続いていること、春夏物商材が活発に動いたことなども売上高を押し上げることから、コロナ禍で抑えて消費者の「リベンジ消費」傾向が拡大していると見られます。
また、「メルカリ」上で「needles アクセサリー」の検索率※3も約1.8倍上昇するなど、直近では外に出る機会も増え、需要の高まりから価格指数が大幅に伸びたと見られます。

※2:2022年4月 全国百貨店売上高概況参考(2022年5月24日発表資料)
※3:2022年5月前年同月対比検索が上昇したメルカリトレンドワードの率