2022.3.1
プレスリリース

メルカリ、第3回ESGファイナンス・アワード・ジャパン 環境サステナブル企業部門「特別賞」を受賞

〜不要になったものを他の誰かに引き継ぐというビジネスモデルそのもので資源循環を促し、社会システムの転換を促す取り組みなどが評価〜

株式会社メルカリ(以下、メルカリ)は、環境省が主催する「第3回ESGファイナンス・アワード・ジャパン」の環境サステナブル企業部門で「特別賞」を受賞しましたのでお知らせします。

「ESGファイナンス・アワード・ジャパン」は、ESG金融または環境・社会事業に積極的に取り組み、インパクトを与えた機関投資家、金融機関、仲介業者、企業等について、その先進的取組等を表彰するものです。その中で、「環境サステナブル企業部門」は、「環境関連の重要な機会とリスク」を「企業価値」向上に向け経営戦略に取り込み、企業価値にもつなげつつ環境への正の効果を生み出している「環境サステナブル企業」の具体的な実例を投資家、企業に示すために表彰するものです。

受賞理由

今回の受賞にあたっては、以下の点が評価されました。

「「プラネット・ポジティブ」の理念を掲げ、不要になったものを他の誰かに引き継ぐというビジネスモデルそのもので資源循環を促し、社会システムの転換を促す野心的な取組を進めており、目指す方向性が一貫している。ポジティブインパクトの最大化とネガティブインパクトの最小化を踏まえたゴール設定も明確でインパクトも大きい。急速に業容を拡大する中で、本業であるスマートフォンを用いたC to Cビジネスは、一般大衆の購買行動が循環型社会を意識したものに変化するきっかけを与えている。消費者の行動変容に向けて積極的な働きかけを行っており、設立から10年に満たない中で中古品売買市場を大衆化させ、市場や消費活動全体に大きなインパクトを与えている。また、年少者を含めた消費者教育を重視している姿勢は高く評価できる。一方で、開示情報の充実という点では大いに発展の余地もあり、今後の充実が期待される。」

 

メルカリのサステナビリティ戦略

メルカリでは、事業を通じて社会・環境課題の解決に貢献していく価値創造に関わるものと、持続的な成長のために必要な経営基盤に関わるものの両方の観点から、「循環型社会の実現/気候変動への対応」「ダイバーシティ&インクルージョンの体現」「地域活性化」「安心・安全・公正な取引環境の整備」「コーポレートガバナンス/コンプライアンス」の5つの重点課題(マテリアリティ)に取り組んでいます。
※メルカリのサステナビリティの取り組みの詳細についてはこちらをご覧ください:https://about.mercari.com/sustainability/

 

「プラネット・ポジティブ」とは

メルカリは、マテリアリティの1つ目である「循環型社会の実現/気候変動への対応」への取り組み方針として、「プラネット・ポジティブ」を掲げています。

私たちはできるだけ環境負荷を減らしながら事業活動を継続できる仕組みへと見直し、不要になったものを他の誰かに引き継ぐことができるメルカリというマーケットプレイスを世界中で創り、人々の消費行動をよりサステナブルなものに変えていきます。

これにより、限りある地球資源を世界の人々と、次の世代と、そして地球上のあらゆる生命と共有し、環境課題の解決に寄与する「プラネット・ポジティブ」な企業を目指します。

その実現のために、重要な環境課題の分析と重要な環境課題に関する機会とリスクを分析し、ポジティブ・インパクトの拡大として循環型社会の実現と、ネガティブ・インパクトの削減として気候変動への対応における中長期戦略を開示しています。

メルカリは今後も事業や企業活動を通じて、限られた資源が大切に使われ、誰もが新たな価値を生みだせる社会の実現に貢献して参ります。