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2021.7.21
プレスリリース

メルカリ、第1回「マーケットプレイスのあり方に関するアドバイザリーボード」を実施

〜外部有識者とともに直近半年間のメルカリのマーケットプレイス運営を検証〜

株式会社メルカリ(以下、メルカリ)は2021年6月28日、メルカリが2021年1月に公開した「マーケットプレイスの基本原則」(以下、基本原則)の運用を検証する第1回「マーケットプレイスのあり方に関するアドバイザリーボード」を実施いたしましたので議事概要と併せてお知らせいたします。

「マーケットプレイスの基本原則」は、昨年実施された「マーケットプレイスのあり方に関する有識者会議」を通じて策定した、利用規約やガイドの背景となる、メルカリのマーケットプレイスに参加するすべての人の拠り所となる基本的な考え方をまとめたものです。メルカリは、「多様な価値観を持った人たちが、自由に取引できるマーケットプレイスを創ること」を目指し、「安全であること」、「信頼できること」、「人道的であること」という3つの基本原則を定めました。具体的なルールや禁止行為はサービスの利用規約やガイドに定められていますが、その考え方の背景となる基本原則を策定することで、より透明性の高いマーケットプレイスとなることを目指しています。

今回が初回となる「マーケットプレイスのあり方に関するアドバイザリーボード」は、基本原則について外部有識者と振り返りを通じて、よりよいマーケットプレイスの構築に必要なアクションを検討することを目的としており、今後も半年に一度の実施を予定しています。

■「マーケットプレイスのあり方に関するアドバイザリーボード」 参加外部有識者一覧(敬称略)

  • 磯貝友紀(PwC Japanグループ サステナビリティ・センター・オブ・エクセレンス テクニカル・リード/ PwCあらた有限責任監査法人 パートナー)
  • 梅津光弘(慶應義塾大学・大学院商学研究科 教授/一橋大学大学院経営管理研究科講師)
  • 大木良子(法政大学 経営学部 教授)
  • 軍地彩弓(編集者/ファッション・クリエイティブ・ディレクター)
  • 坂井豊貴(慶應義塾大学 経済学部 教授)
  • ハヤカワ五味(株式会社ウツワ代表取締役)
  • 山口真一(国際大学グローバル・コミュニケーション・センター 准教授)

※メルカリからの参加者

  • 田面木宏尚(株式会社メルカリ上級執行役員 メルカリジャパン CEO)

メルカリは、今後も基本原則に基づき、誰もが安心して参加できる、多様で自由なマーケットプレイスを目指していきます。

※「マーケットプレイスの基本原則」の全文・詳細についてはこちらをご覧ください。
http://about.mercari.com/principles/

 

■「マーケットプレイスのあり方に関するアドバイザリーボード」 第1回 概要

  • 実施日:2021年6月28日
  • 議題:
    • マーケットプレイスの運営評価
    • より良いマーケットプレイスの構築に向けたアクション
    • 基本原則の見直し

■ 議事概要

アドバイザリーボードでは、まずメルカリ側から基本原則策定後、過去半年間の取り組みを振り返り、外部有識者とともにマーケットプレイスの運営を評価しました。その後、メルカリ側からよりよいマーケットプレイスの構築に向けたアクションについての素案を提示し、今後行っていくべき対応や基本原則の見直しについて議論を行いました。

  • マーケットプレイスの運営評価
    • メルカリより
      • 基本原則の「安全であること」に基づく一部の商品の出品禁止
      • 一次流通企業との包括連携協定に基づき、注意喚起などのの取り組みを開始
      • 基本原則の公開にあわせた利用規約・ガイドの見直し
    • アドバイザリーボードより
      • メルカリがリーダーシップをとって、自主規制をしたり、基本原則を謳うのは日本のフリマアプリ市場にとっても意義がある。運営者であるメルカリが自主的に基本原則を定めるのは安心感を醸成する。
      • ファーストリテイリング社との包括連携協定のような取り組みがさらに進めば、企業側も在庫が管理でき、機会損失をしなくなるのではないか。
      • 最近は企業のECなどでも一人あたりの購入数の制限などが増えており、売り手・買い手双方の意識が変わってきている。
        品薄商品を行き渡らせる本質的な解決策として、一次流通企業と連携していくことが重要となる。
      • 発表時、基本原則に対して様々な意見や反応があったが、今のものをもとにさらに毅然とした対応を進めていくのがいい。それがユーザー同士で自浄作用を起こす文化の醸成にもつながっていく。
  • より良いマーケットプレイスの構築に向けたアクション
    • メルカリより
      • この半年間は、「安全であること」に基づく施策が多かった。
      • 「信頼できること」(盗品、権利者保護など)および「人道的であること」に関する部分で、さらにプロアクティブにアクションすること、出来ることがあるか検討したい。
      • 「人道的であること」については、より多様なマーケットプレイスを目指して、取引を行う人同士の母語が異なる場合のコミュニケーションについて、Diversity&Inclusion(D&I)の観点から対応すべき課題を検討したい。
    • アドバイザリボードより
      • 盗品や模造品の対応については、どのような出品を削除したかという事例や、年間の削除件数などを統計データとして開示するのも一案だろう。
      • 「外国人お断り」というような表現は認めてはいけない。メルカリの取引に伴いどのような人権侵害をする可能性があるのかを、一度人権デューデリジェンスを通じて明らかにし、人権の保護・尊重・救済を行うことはメルカリも取り組むべき大きなテーマといえる。基準を策定することが次のステップになるのではないか。
      • D&I観点の課題について、母語が違う方同士のコミュニケーションはメルカリが何かしら取引のサポートを行うことで回避できる余地があるのではないか。具体的にはプロフィールの編集ガイドラインをつくる、対応言語の明記などシステムでの解決が挙げられる。
  • 基本原則の見直し
    • メルカリは上記の課題について対応を検討する。
    • いずれも個別の問題として検討し、基本原則自体の見直しは行わない。