2020.10.16
プレスリリース

メルカリ、小学生から高校生の保護者を対象に、「子どものフリマアプリの利用・教育ツールとしての可能性に関する意識調査」を実施

子どものフリマアプリ利用について保護者側の約6割は出品・購入ともに好意的
半数以上がものの価値・大切さ、金銭リテラシー、資源の循環を学べる可能性を期待

株式会社メルカリ(以下、メルカリ)は、メルカリのお客さまで、小学生から高校生の子どもを持つ保護者24,502人を対象に、「子どものフリマアプリの利用・教育ツールとしての可能性に関する意識調査」を実施しました。

昨今、コロナ禍で在宅時間が伸びたことも影響し、「メルカリ」をはじめとするフリマアプリは、より生活に根付いたサービスとして、親子での利用を含め、幅広い層に利用されています。本調査は、子どものフリマアプリ利用に対する保護者の考えや教育ツールとしての可能性を明らかにすることを目的に実施しました。

メルカリは、ESGマテリアリティ(メルカリが解決すべき重要な取り組み)のひとつとして、「循環型社会の実現に向けた文化の醸成・教育」を定義しており、今後も限りある地球資源を大切に使う循環型社会について考えるきっかけを作る取り組みを進めてまいります。

<「子どものフリマアプリの利用・教育ツールとしての可能性に関する意識調査」調査概要>
調査対象:小学生〜高校生の子どもを持つメルカリのお客さま 24,502人
(メルカリの取引履歴をもとに抽出/性別・年代は問わない)
調査期間:2020年9月26日〜9月30日
調査方法:オンライン調査(「メルカリ」のアプリを通じたアンケート配信および回答)
※小数点第二位以下は四捨五入しているため、数値の合計が100%にならない場合があります。

【調査結果サマリー】
<子どものフリマアプリ利用について>

■子どもによるフリマアプリの売買にはそれぞれ約6割が賛成・3割以上が利用経験あり
・子どもがフリマアプリでモノを売ることに賛成の保護者は60.4%
・子どもがフリマアプリでモノを買うことに賛成の保護者は57.7%
・子どもの学用品やプレゼントの売買は68.6%が経験済み
・子どもが何らかの形でフリマアプリを使っている家庭は33.6%

■家庭でルールを設けているのは6割以上、最も回答の多い適正年齢は「高校1年生」
・子どもがフリマアプリを使っている家庭で「何らかのルールを設けている」は65.2%
・最多のルールは「購入は親が行う」(71.2%)、次いで「取引相手とのやりとりは親が行う」(60.6%)
・子どものアカウント開設を許可する年齢は「高校1年生」(33.7%)が最多

<教育ツールとしての可能性について>
■フリマアプリで学べそうなことは「ものの価値・大切さ」が最多

・子どもがフリマアプリで学べそうなこととして、半数以上が下記の項目を挙げている:
「ものの価値・大切さ」(63.6%)、「金銭リテラシー」(53.1%)、「資源の循環」(50.8%)
・金銭およびITリテラシーや循環型社会に関する日常での学びの機会は不十分という声が半数以上

【調査結果の詳細】

<子どものフリマアプリ利用について>

・フリマアプリで子どもがモノを売買することにはそれぞれ約6割が賛成

・保護者の約7割が子どもの学用品やプレゼントの売買にフリマアプリを活用

・子どもがフリマアプリを使っている家庭は33.6%

・年代別に見ると、メルカリを利用している高校生の半数以上が「子どものアカウントで子ども自身が使用」という結果に

・お子さまがフリマアプリを利用している家庭のうち、65.2%がルールを設定

・保護者の関与は「購入」、「取引相手とのやり取り」、「出品」が上位に

・フリマアプリの利用を子どもに許可する年齢は、高校1年生が最多

<教育ツールとしての可能性について>

・学べそうなことの上位は「ものの価値・大切さ」(63.6%)や「金銭リテラシー」(53.1%)

・お金や循環型社会、インターネットリテラシーといったトピックの学習機会はそれぞれ半数以上が不十分だと感じている

以上