2019.7.1
プレスリリース

メルカリ、組織のグローバル化に合わせた新休暇制度Sick Leave・リラックス休暇を導入

株式会社メルカリは、組織のグローバル化に合わせた新休暇制度Sick Leaveとリラックス休暇を2019年7月1日より導入しました。

■新休暇制度の概要
・Sick Leave(シックリーブ)

社員本人の病気・ケガを事由とした休暇を年10日、有給休暇とは別に診断書などの証明書は原則不要で付与

・リラックス休暇
毎年7~10月の間で3日間取得可能としていた夏季休暇を、時期の制限なく自由なタイミングで取得できるリラックス休暇へ変更

■導入の背景
現在メルカリの東京オフィスでは約40カ国の国籍の社員が働いています。昨年10月1日時点では約30カ国という状況から社員の多様化が急速に進む中で、社員一人ひとりの意見を聞きながら制度の見直しを随時行っています。

・Sick Leave
現在の制度では、風邪など病気にかかって休みを取得する場合、有給休暇から取得する必要があり、「いざというときのために残しておく」という声が多くありました。一方、欧米企業やグローバルに展開している企業などでは有給休暇とは別に病気の際に取得できる休暇を用意している企業が多くあり、安心して有給休暇を取得できるという声を受け、今回Sick Leaveの制度を導入いたしました。

また、メルカリのTrust & Openness*というカルチャーのもと、診断書などの証明書の提出は原則不要としています。

*メルカリは相互の信頼関係を大切にしています。信頼を前提にしているからこそ、情報の透明性が保たれ、組織もフラットに構築されると考えます。メンバーを縛るルールも必要以上に設けていません。一人ひとりの自発的な思考や行動が、個人の成長や組織の強さにつながると信じているからです。私たちは、このカルチャーを“Trust & Openness”と呼び、メルカリらしい人と組織の理想のあり方を追求していきます。
https://careers.mercari.com/jp/culture

・リラックス休暇
世界各国にはそれぞれ独自の長期休暇が存在します。多様なバックグラウンドを持つ社員一人ひとりの事情に合わせ自由に休暇を取得できるよう、取得時期の見直しを行いました。

メルカリでは、より社員同士のコミュニケーション活性化をはかるため、語学面のサポートのみならず、文化の相互理解を促すさまざまな施策を実施してきました。

■語学面
・通訳・翻訳サポート
通訳・翻訳スタッフが社員として在籍し、会議の通訳や資料の翻訳などをサポートしています。
・日英語学学習カリキュラム
日本語・英語の教師が社員として在籍し、オリジナル学習プログラムの開発から指導まで行っています。
・やさしい日本語・英語講座
個人の言語能力に関わらずわかりやすい日本語・英語の話し方を学ぶプログラムを提供しています。
・Chat Lunch
日本語・英語学習者の社員とネイティブスピーカーの社員がチームを組み語学学習するためのランチ代を会社がサポートしています。

■カルチャー面
・異文化コミュニケーション・無意識バイアス研修
多様化する組織とチーム環境で社員がアウトプットを最大化できるよう、異文化理解やバイアス研修など、ソフトスキル強化の場を提供しています。
・多目的室「Wellness Room」の設置
礼拝や搾乳など多様な目的で使えるスペースをオフィスに設置しました。

メルカリは今後も「新たな価値を生みだす世界的なマーケットプレイスを創る」というミッションの実現に向け、多様なメンバーの経験・知識・意見を結集し、日本発の会社としての文化を生かしながら、メルカリらしい「Diversity & Inclusion」を推し進めていきます。

メルカリのDiversity & Inclusionについて
https://careers.mercari.com/jp/diversity