株式会社メルカリ(以下、メルカリ)の子会社である、株式会社メルペイ(以下、メルペイ)と株式会社メルコイン(以下、メルコイン)が提供するクレジットカード「メルカード」および「ビットコイン取引サービス」が、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「2023年度グッドデザイン賞」の保険・金融サービス・システム部門においてグッドデザイン賞を受賞したことをお知らせいたします。
■【メルカード】 株式会社メルペイ
「メルカード」は、本人確認を完了しているお客さまであれば、「メルカリ」アプリから最短1分で申込みが完了し、国内外約4,300万か所※1のJCB加盟店で利用いただけます。申込みから利用時の即時通知、履歴確認、柔軟な清算管理まで「メルカリ」アプリで完結することに加え、還元率や利用限度額が「メルカリ」の利用実績等を元に変動することが特長です。また、「メルカリ」の売上金を支払いに充てること可能で、実際に3人に1人(約34.2%)の方が「メルカード・メルペイスマート払い」の支払いに売上金を利用しております。すべてのお客さまが申込可能となってから(2022年12月1日)、約9ヶ月※2で150万枚以上発行されています。
※1:2023年3月末時点。「メルカード」は、カードショッピングサービスの提供になります。
※2:2023年8月27日時点。年間200万枚の発行ペースは、国内トップレベルの水準。
▼デザインのポイント
・お客さまの生活スタイルや 価値観に寄り添える様に無駄を削ぎ落としたシンプルなカードデザイン
・ナンバーレスデザインで「安心・安全」な決済が可能。カード番号などの必要な情報はアプリで確認・管理
・素材は85.5%がリサイクル素材。循環型社会の実現に向けて環境負荷の低い形での発行を実現
◎受賞理由
ナンバーレスで必要な情報はアプリで管理し、シンプルなカードデザインという昨今のカードデザインのトレンドと、あえてコーポレートカラーを排し、リサイクル率の高い素材を使用する等、カードに求められる様々な要請を高いレベルでデザインとして融合している点が評価された。
■【ビットコイン取引サービス】 株式会社メルコイン
メルカリアプリをご利用のお客さまを対象にしたビットコイン取引サービスです。最短30秒で申し込みが完了し※3、すぐにビットコインの売買を始めることができます。金融機関からの振込、チャージした残高、売上金・ポイント※4を活用して1円から購入でき、少額から安心して始めることができます。実際に、ご利用いただいてるお客さまの79%は、暗号資産取引歴「なし」と回答されており※5、多くの方がメルカリアプリで初めての暗号資産取引を体験いただいています。また、ビットコインを購入されたお客さまの61%がメルペイ残高を保有されており※6「メルカリ」で使わなくなったモノを売って得た売上金を使って、かんたんにビットコイン取引を始められることが利用者の拡大に繋がっています。
※3:ご利用には審査がございます。また、20歳未満の方、75歳以上の方は利用できません。
※4:ポイントとは、無償ポイントを指します。
※5:メルカリアプリ「ビットコイン取引サービス」申し込み時のお客さまアンケート調査結果(2023年6月28日時点)。
※6:口座開設以前3か月以内に「メルカリ」で販売実績があり、口座開設時点でメルペイ残高を保有しているお客さまの割合(2023年6月28日時点の口座開設者)。
▼デザインのポイント
・「メルカリアプリで始める、初めてのビットコイン」というコンセプトで、誰でも迷わず使える体験を提供
・通貨単位を日本円で統一し、メルカリアプリ内のお金の流れをシームレスに感じられる世界観
・サービス名や機能名をつけず、難しく感じられる表現を避けることで、簡単に使える操作感
◎受賞理由
日本最大のフリマアプリとそれを通した決済事業を営む同社による、既存のサービスとほとんど変わらない操作感で誰でも暗号資産取引を始めることを可能にしているサービスデザインと、「価値の循環」という会社のパーパスを新しい領域にも果敢に適用していく姿勢が評価された。
■今後の展望
「メルカリ」では誰でもモノの売り買いを楽しめるマーケットプレイスを提供しています。
また、モノとお金だけでなく、「メルペイ」の決済・与信事業での支払い場所の拡大や新たな信用の創出などにより、価値の循環を拡大してきました。そして、ビットコイン取引サービスをスタートさせ、デジタルな価値へのアクセスをより簡単に提供できるようになりました。これにより、お客さまには新たな選択肢が増え、ビットコインを通じて価値が循環する新しい世界が広がりました。今後とも、お客さまにとって使いやすいプロダクト設計を通し、このような世界を広く実現してまいります。
■グッドデザイン賞について
グッドデザイン賞は、1957年に創設された日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の仕組みです。デザインを通じて産業や生活文化を高める運動として、国内外の多くの企業やデザイナーが参加しています。これまでの受賞件数は、50,000件以上にのぼり、受賞のシンボルである「Gマーク」はよいデザインを示すシンボルマークとして広く親しまれています。