〜 「メルカリShops」で“まだ使える”粗大ごみの販売実証実験を開始〜
西宮市(兵庫県)と株式会社メルカリ(以下、メルカリ)およびそのグループ会社、株式会社ソウゾウ(以下、ソウゾウ)は、2022年10月24日、相互に緊密な連携を図り、双方の資源を有効に活用した活動を通じて、循環型社会の推進および、一層の地域活性化を目的に連携協定を締結したことをお知らせいたします。
また、本日より西宮市民が排出する一般・粗大ごみのうち、再利用可能なものや、市民がリユースを希望して持ち込んだ不要品を西宮市が「メルカリShops」を用いて販売する実証実験を開始いたします。なお、自治体がまだ使える粗大ごみを「メルカリShops」上で販売することは全国で3例目であり、西日本エリアでは初の取り組みです。
連携協定
1.名称
「西宮市と株式会社メルカリ及び株式会社ソウゾウとの連携と協力に関する協定」
2.締結日
2022年10月24日(月)
3.本協定の目的・背景
メルカリは、フリマアプリ「メルカリ」およびその関連サービスを、ソウゾウは小規模事業者等でも簡単にネットショップを開設できる「メルカリShops」を提供しています。
一方、西宮市では、リユースの推進などゴミの減量や循環型社会の推進が課題となっています。
メルカリ・ソウゾウが有するICT技術や知見を活用することで西宮市の課題を解決し、一層の地方創生の推進に資することおよび市民サービス向上を図ることを目的に、連携協定を締結します。
4.連携事項
(1) 廃棄物の発生抑制や循環型社会の推進に関すること
(2) リユース活動を促進するための企画立案や広報啓発に関すること
(3) その他、両者で合意した事項に関すること
なお、連携にあたり、10月24日、西宮市役所にて、西宮市の石井登志郎市長、メルカリ・ソウゾウにおいて、協定締結に関する報告会を実施しました。
「メルカリShops」での“まだ使える”粗大ごみ販売開始について
西宮市で排出されるごみは増加の一方であり、ゴミの減量と市民のリユース推進は大きな課題となっています。一方で、市民が排出する粗大ごみのなかには再利用可能なものもあることから、リユースの啓発と促進を図るべく、西宮市自ら「メルカリShops」上でまだ使用可能な粗大ゴミの販売を実施する運びとなりました。
これによって、市の粗大ごみの処分費用削減ができるだけでなく、「メルカリShops」での売上を市政の財源とすることで、さらなる住民サービスの向上を目指します。
ショップ名:西宮市
ショップURL:https://mercari-shops.com/shops/QuMEzA4c9gw6EyVoKHHxSa