※[12/8 17:30 更新] 本文の最終パラグラフのマテリアリティの記載について修正を行いました。
株式会社メルカリ(以下、メルカリ)は、2023年12月8日、パスワードに代わるオンライン認証のための技術仕様の標準化を推進する非営利団体「FIDOアライアンス」(ファイドアライアンス。以下、FIDOアライアンス)※1のボードメンバーに加盟したことをお知らせいたします。
2012年7月に設立されたFIDOアライアンスは、パスワードを使わない認証技術である「FIDO認証」により、オンラインサービスのセキュリティと利便性の両立を目指す国際標準化団体です。
メルカリは、2022年11月、フィッシング詐欺をはじめとするサイバー犯罪や不正行為への対策強化を目的に、FIDOアライアンスにスポンサーメンバーとして加盟しました※2。2023年4月にはフリマアプリ「メルカリ」にパスワードレスの生体認証機能である「パスキー」を導入※3するなど、メルカリの各種サービスへの「FIDO認証」の実装を進めております。
また国内のFIDOアライアンス加盟企業との情報共有及び連携にも注力しており、2023年11月以降は執行役員 CISO 市原尚久が「FIDO Japan Working Group」に副座長として参画しております。この度、こうした動きを拡大し、FIDOアライアンスのボードメンバーに加盟することで、FIDOアライアンスの組織運営、戦略策定、技術仕様等の文書公開等においてもイニシアチブを発揮してまいります。
メルカリはマテリアリティ(メルカリが本業を通じて解決するべき最も重要な課題)の「中長期にわたる社会的な信頼の構築」の重点領域の一つに「安心・安全で公正な取引環境の実現」を掲げております。FIDOアライアンスのボードメンバーに加盟することで、メルカリにおける不正対策及びセキュリティ強化をより一層推進し、お客さまに安心安全なサービスを提供していくとともに、未来の安全なデジタル社会の発展に貢献しながらミッションの達成を目指してまいります。
※1:FIDOアライアンスの詳細についてはこちらをご覧ください:https://fidoalliance.org/
※2:メルカリ、FIDOアライアンス加盟のお知らせ
https://about.mercari.com/security/news/articles/20221101_fidoalliance/
※3:フリマアプリ「メルカリ」、パスワード不要な生体認証「パスキー」に対応:https://about.mercari.com/press/news/articles/20230414_passkeys/