2025.5.8
プレスリリース

メルカリ、安心安全な利用環境の構築に向けて導入した「メルカリ」内での認証「パスキー」登録者数1,000万人を突破

株式会社メルカリ(以下、メルカリ)は、安心安全な利用環境の構築に向けて、これまでパスワード不要な「パスキー」による認証を積極的に活用してきましたが、この度「メルカリ」内での「パスキー」の登録者数が1,000万人を突破したことをお知らせいたします。

 

近年、フィッシング詐欺の被害は日本全国で深刻化しており、2025年2月に43件であった不正アクセス件数が、翌月3月には1,422件、4月は16日時点で1,847件と急増しており、金融庁から注意喚起がされるなど、社会的な問題となっております。また、パスワードを用いた従来の認証方式は、フィッシング詐欺や不正アクセスに対する脆弱性が指摘されており、政府はこうした状況を鑑み、2024年6月に「国民を詐欺から守るための総合対策※1」を策定し、「パスキー」の普及促進を重要な柱の一つと位置付けています。

メルカリでは、これまでパスワード不要な「パスキー」を、2023年4月から暗号資産サービス「メルコイン」の認証に導入し、さらに2024年1月にフリマアプリ「メルカリ」のログイン時にも活用場面を広げてきました※2。また、2024年9月より「パスキー」をご登録されているお客さまにおいては、「メルカリ」にログインする際に「パスキー」による認証を原則必須といたしました。これらの安心安全な利用環境の構築に向けた取り組みの中で、「パスキー」登録者が増加し続け、2025年5月に1,000万人を突破いたしました。

「パスキー」は、登録されているお客さまにとって、ログイン時のパスワード入力が不要で利便性の向上に繋がるだけでなく、これまでフィッシングによる不正利用が確認されておらず、高い安全性が確保できています。メルカリは、お客さまにとっての利便性と安全性の両面で優れている「パスキー」の普及促進に取り組んでまいりました。

今後もメルカリは、正しくご利用いただいているお客さまが不利益を被ることがないよう、安心安全にご利用いただける環境を構築し、「あらゆる価値を循環させ、あらゆる人の可能性を広げる」というグループミッションのもと、お客さまが好きなこと・やりたいことを叶えられる社会を実現してまいります。

※1:2024年6月18日 犯罪対策閣僚会議「国民を詐欺から守るための総合対策」(https://www.kantei.go.jp/jp/singi/hanzai/index.html
※2:メルカリ、すべてのログインに 生体認証「パスキー」を導入(https://about.mercari.com/press/news/articles/20240129_passkeys/
[5/8 11:50 Update]1,000万人を突破した時期について、当初「4月」となっておりましたが「5月」に訂正しました。