〜「メルカリ」取引件数の4割以上は「エンタメ・ホビー」。推し活トレンドが国内・越境取引ともに「キャラクターグッズ」や「タレントグッズ」の人気を推進〜
株式会社メルカリ(以下、メルカリ)は、2024年7月2日で「メルカリ」サービス開始11周年を迎えます。これを記念して、最新の「メルカリ」内のトレンドや傾向を振り返るインフォグラフィックスを公開しました。
カテゴリー別シェア
〜「メルカリ」の取引件数の4割以上が「エンタメ・ホビー」〜
「メルカリ」の取引件数のカテゴリー別シェアをみてみると、「キャラクターグッズ」や「タレントグッズ」「トレーディングカード」などを含む「エンタメ・ホビー」カテゴリーが「メルカリ」の取引件数の4割以上を占めていることがわかりました。新型コロナウイルス感染症拡大によるライフスタイルの変化を機に、本・ゲーム・おもちゃといったインドア向けアイテムの人気が高まり、以降トレンドが継続しているほか、近年の「推し活」市場拡大の影響が見受けられます。
※「メルカリ」における取引件数のカテゴリー比率(対象期間:2023年4月1日〜2024年3月31日)
取引されたアイテムカテゴリーTOP5
〜「推し活グッズ」が上位TOP3にランクイン〜
もっとも取引されたアイテムカテゴリーでは、「キャラクターグッズ」や「アイドルグッズ」など、「推し活」に関連する「エンタメ・ホビー」関連のアイテムが上位TOP3となりました。一方で5位には「語学・辞書・学習参考書」がランクインしており、取引の多いタイトルとして「TOEIC」や「日商簿記3級」などのワードが並んでいることから、社会人のリスキリング需要の高まりが考えられます。
※「メルカリ」内の取引件数をもとに算出(対象期間:2023年4月1日〜2024年3月31日)
世代別出品・購入カテゴリーTOP3
世代別に出品と購入が多いカテゴリーをそれぞれランキング化したところ、10代・20代の若年層では、購入・出品ともに「キャラクターグッズ」や「K-POP・アジアのCD・DVD」がTOP3にランクインしています。若い世代ほど、同じカテゴリー内で不要品を売って新たに欲しいモノを購入する、という取引の流れが見受けられます。
一方、50代以上では出品と購入で取引が多いカテゴリーが異なる傾向にあり、本や衣類など身の回りで不要になったモノを出品し、売上金で「フラワー・ガーデニング」などの趣味に関連するアイテムを購入する流れを読みとることができます。
※「メルカリ」内の取引件数をもとに算出(対象期間:2023年4月1日〜2024年3月31日)
「メルカリ」を利用する理由
〜「メルカリ」を活用して、賢くお得にやりたいことを実現させていくお客さまが多い〜
「メルカリ」利用者を対象にたアンケートを通じて「メルカリ」を利用する理由を聞いたところ、「欲しいモノを少しでも安く買いたいため」など、お得さを求めているお客さまが多かった一方、「モノを売ったお金で新たに欲しいものを購入するため」「自分の趣味をより充実させる」「メルカリでしか買えないモノを手に入れる」など、「メルカリ」を使って、より賢くやりたいことを実現するお客さまの姿が垣間見えました。
※「メルカリ」ご利用のお客さまアンケート調査結果(対象人数:1,429名、対象期間:2024年6月6日〜10日)
海外で人気の「メルカリ」商品
〜日本発のエンタメ・ホビー関連グッズがグローバルで人気〜
メルカリでは、越境EC事業者累計70社以上※1と連携し、世界110か国以上の国・地域のお客さまに「メルカリ」でのお買い物をお楽しみいただいています。
直近1年間で越境取引金額が最も多い国は「中国」「アメリカ」に次いで「台湾」となりました。日本国内での取引と同様に越境でもエンタメ・ホビーが人気のカテゴリーとなっており、日本のアニメ・キャラクターグッズが「メルカリ」を通じて多くの海外のお客さまに届いています。また、デジタルカメラブームが影響して「デジタルカメラ」が中国から売れているカテゴリーの4位に入っているほか、アメリカでは日本限定品の需要も高く「K-POP」のグッズが人気なのも特徴です。
※1: 2024年5月末時点
※「メルカリ」内で海外からの取引件数が多かったカテゴリーをランキング化(対象期間:2023年4月1日〜2024年3月31日)
番外編:
ビットコイン県ランキング
〜平均取引金額が多い「ビットコイン県」は徳島県〜
直近1年※2の暗号資産口座開設数が業界No.1※3となった「メルカリ」内の「ビットコイン取引サービス」の平均取引金額が最も多かったのは、徳島県でした。次いで、東京都、滋賀県、島根県、青森県がランクインしており、全国の様々な地域のお客さまに活用いただいていることがわかりました。「ビットコイン県」1位の徳島県は「家計管理が得意」な県、全国1位でもあります。※4
※2:2023年4月1日〜2024年3月31日の1年間
※3:一般社団法人日本暗号資産取引業協会による最新の暗号資産取引月次データによると、直近1年(2023年3月末〜2024年3月末時点)の新規口座開設数は約310万口座。同期間のメルコインの暗号資産口座開設数は約191万口座で、全体の過半数となる61.5%を占める。
※4:出典 ソニー生命「47都道府県別 生活意識調査 2023」https://www.sonylife.co.jp/company/news/2023/nr_231214.html#sec24
※対象:「メルカリ」内でビットコイン口座を開設しているお客さま(2024年2月時点)
みんなが欲しいモノpickup
〜人気アイテムのキーワードは“平成レトロ”〜
直近「メルカリ」内で検索数が増えているアイテムをピックアップしたところ、近年の「デジカメブーム」を受けて、人気機種「KODAK PIXPRO FZ55」の20代の取引が増えていることがわかりました。また、合わせて2013年発売の3DSのソフト「トモコレ新生活」も人気ワードになっており、「メルカリ」でも平成レトロアイテムの取引が増えていることが明らかとなりました。
※2024年1月から5月までの「メルカリ」内での検索数に対して、販売中の出品が少ない商品の中から独自に選定
メルカリは、「あらゆる価値を循環させ、あらゆる人の可能性を広げる」というグループミッションのもと、今後もより多くのお客さまが好きなこと・やりたいことを叶えられる社会を実現してまいります。