2023.3.3
お知らせ

メルカリ、GPIFの国内株式運用機関が選ぶ「改善度の高い統合報告書」に選定

株式会社メルカリ(以下、メルカリ)は、当社が発行する「FY2022.6 SUSTAINABILITY REPORT」(以下、サステナビリティレポート)が年金積立金管理運用独立行政法人(以下、GPIF)の国内株式運用機関が選ぶ「改善度の高い統合報告書」に選定されましたので、お知らせいたします。

「改善度の高い統合報告書」の選定にあたっては、GPIFが国内株式の運用を委託している機関に対して、それぞれ最大10社の統合報告書の選定を依頼しています。その結果、メルカリを含む95社が選定されました。

※詳細についてはこちらをご覧ください:https://www.gpif.go.jp/esg-stw/20230222_integration_report.pdf

「FY2022.6 SUSTAINABILITY REPORT」について

メルカリはより豊かな社会の実現を目指し、「循環型社会の実現/気候変動への対応」「ダイバーシティ&インクルージョンの体現」「地域活性化」「安心・安全・公正な取引環境の実現」「コーポレートガバナンス/コンプライアンス」の5つのマテリアリティのもと、様々な活動に取り組んでいます。2020年よりその一環として、こうした活動をまとめたサステナビリティレポートを発行しています。

2022年度版のサステナビリティレポートでは、初めて環境に関するポジティブインパクト(メルカリの事業を通じて生まれた環境貢献量​​)の算出・開示を行いました。その結果、メルカリJPとメルカリUSのお客さまがメルカリで衣類※1を取引したことによって、2021年は約48万トン※2のCO2量の排出を回避できたことが推計でわかりました。

サステナビリティレポートの詳細についてはこちらをご覧くださいhttps://merc.li/6DbRPjaxa

※1 2019年4月-2022年3月の3年間におけるメルカリJPとメルカリUSの「レディース」「メンズ」「キッズ」のカテゴリーで取引完了となった中古品を対象商品に設定。メルカリにおいて取引量が最も多く、算出データも揃っていることから、第一弾として「衣類」カテゴリーを対象に算出を実施(監修:東京大学 価値交換工学社会連携研究部門 特任研究員 文多美)。今後、製品カテゴリ別中古品再利用による環境影響の研究を中長期プロジェクトとして継続していく予定。

※2 当該カテゴリーで取引された商品が、新品の代わりに利用されたと仮定したことで回避できるCO2排出量を、調整係数をかけて製品ライフサイクル(生産・流通・使用・廃棄)を考慮して算出。(回避できるCO2排出量=(中古品に相当する新品を使用した場合のCO2排出量)ー(中古品を使用した場合のCO2排出量))。衣類のCO2排出原単位は環境省のデータを参照(出典:環境省「ファッションと環境調査結果」https://www.env.go.jp/policy/sustainable_fashion/goodpractice/case25.pdf)。メルカリUSのCO2排出量の分析結果においても環境省のデータを参照して推計。

メルカリは今後も事業や企業活動を通じて、限られた資源が大切に使われ、あらゆる人が可能性を発揮できる社会の実現に貢献してまいります。