2020.8.24
お知らせ

メルカリ、今後の技術戦略について紹介する開発者向け動画シリーズ「MERCARI GEARS Lecture Series」を開設

〜台湾デジタル担当大臣オードリー・タン氏も登場〜

株式会社メルカリは、メルカリグループがこれから取り組む技術的な挑戦や、今後の技術戦略・体制について紹介する、開発者向けのレクチャー動画シリーズ「MERCARI GEARS Lecture Series」を開設いたします。

メルカリグループのエンジニアはもちろん、業界の最前線で活躍するさまざまなゲストスピーカーを交えて9月より順次動画を公開していきます。技術者出身の台湾デジタル担当大臣のオードリー・タン氏も登場し、「デジタルソーシャル・イノベーション:台湾ができること」と題し、新型コロナウイルス(COVID-19)への対応や、これまでの技術コミュニティとの関わりなどについてレクチャーを実施します。

各動画は、スピーカーの講義を収録したレクチャー動画セクション、そして聴講者とスピーカーとの質疑応答を通して理解を深めていくオフィスアワー動画セクションで構成されます。

概要

名称:MERCARI GEARS Lecture Series
形式:Youtubeチャンネル上で9月より順次動画を公開
URL: https://events.mercari.com/gears-lecture/
登録・申込:不要。Youtubeチャンネルより閲覧可能

セッション内容(9月より順次動画を公開)

■「デジタルソーシャル・イノベーション:台湾ができること(Digital Social Innovation: Taiwan Can Help)」オードリー・タン(唐鳳 / 台湾デジタル担当大臣)

ソーシャルイノベーションを担う台湾デジタル担当大臣。プログラミング言語のPerlとHaskellの活性化させたことや、オンライン表計算システムのEtherCalcをダン・ブリックリン氏と共同開発したことで知られる。公共部門においては、台湾国家発展委員会のオープンデータ諮問委員会や、12年一貫教育カリキュラムの開発委員会で活躍し、台湾初のe-Rulemakingプロジェクトを主導。また、アップル社の計算言語学の顧問や、オックスフォード大学出版局のクラウド型辞典編纂学(crowd lexicography)顧問、Socialtext社のソーシャルインタラクションデザイン顧問も務める。さらに、「政府を『フォーク』する」というスローガンのもと、市民の社会参画に必要なデジタルツール作成を積極的に行う市民団体「g0v(ゴブゼロ)」の活動に貢献。

■「The Next Decade of Responsive Design」イーサン・マーコット(Ethan Marcotte / ウェブデザイナー)

■「未完成な技術と歩む道のりでの試行錯誤」庄司 嘉織 (前クックパッド株式会社CTO室長、Launchable, Inc.ソフトウェアエンジニア)

※9月1日13:30より、公開収録を実施します。参加希望の方はこちらのイベントページから詳細をご確認ください。

■「これからのメルカリのエンジニアリング」名村卓(株式会社メルカリCTO)

※8月31日11:30より、公開収録を実施します。参加希望の方はこちらのイベントページから詳細をご確認ください。

ほかにも、メルカリ・メルペイの開発者から、これまでの開発を通して挑戦してきたことや、得た知見等を紹介していく予定です。