新型コロナウイルスは世界中で広がりを見せています。我々メルカリグループも注意深く世の中の動向をモニターしていますし、各種政府機関や保健機関のアドバイスを元に日々経営判断をしています。日本でも深刻な状況になり安倍首相より緊急事態宣言が出されました。
メルカリグループのミッションは「新たな価値を生みだす世界的なマーケットプレイスを創る」であり、現在は日本とUSでフリマアプリ「メルカリ」を、加えて日本ではスマホ決済サービス「メルペイ」を提供しています。
しかしながらこれは、メルカリグループのお客さま、従業員、取引先関係各社、株主のためのみならず、世界中の人々の普通の生活が成り立っているからこそのミッションです。
今後につきましては、できる限りのサービスレベルを保ちながら各種政府機関の要請にはすべて応えてまいります。
2月19日よりメルカリグループとしては、従業員の安全確保および社内外への感染被害防止のため、在宅勤務や会議のオンライン化、出張・会食などの禁止を推進してきました。またすでにメルカリUSではロックダウンの中でも完全在宅勤務をしながら、サービスレベルを維持できています。
今後メルカリグループでは、まず東京・大阪・福岡拠点は原則オフィスを閉鎖する完全在宅勤務体制へと移行いたします。また仙台拠点でも原則在宅勤務とし、必要に応じて完全在宅勤務へ移行していきます。また、それに伴い自宅での勤務環境構築やオンライン・コミュニケーション(チーム・ビルディング)などのために6万円(半年分)の在宅勤務手当の支給を決定いたしました。
メルカリグループは、生命を直接救うような貢献はできません。しかしながら、緊急事態宣言という状況下で、暮らしに必要なものや自宅での生活を少しでも豊かにするものを必要な方に届けること、自身には不要になったものを売ってお金をつくるお手伝いをすること、またそのお金をネット上を含めより多くの場所でキャッシュレスで使えるようにすること、などの取り組みを通じ、少しでもメルカリグループとして社会に貢献していきたいと考えています。
今後も、上記に加えて我々にできる最大限のサポートをしていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。皆様の安心安全と健康を祈っています。
2020年4月8日
株式会社メルカリ
代表取締役CEO
山田進太郎