2019.6.21
プレスリリース

メルカリUS、AI研究を行うボストンオフィスを開設

〜機械学習と画像認識技術を中心に研究開発〜
※株式会社メルカリのグループ会社であるMercari, Inc.(US)のプレスリリース抄訳です

Mercari, Inc.(本社:米国カリフォルニア州、CEO:John Lagerling)は、マサチューセッツ州ケンブリッジにエンジニアリングオフィスを開設したことをお知らせいたします。

■概要
ボストンオフィスは、マサチューセッツ工科大学(MIT)にて機械学習を専門とする教授2名をアドバイザーに迎え、2019年6月17日(月)に設立されました。現在、メルカリUSでは「売ることを空気にする」を目標に、機械学習や画像認識といった新技術領域の応用研究を推進しています。ボストンオフィスでは、個人の趣味嗜好や履歴、アプリ上での行動といった膨大な量のデータを機械学習に活用することで、パーソナライゼーションを行っています。出品者や購入者の意図を予測し、ひとり一人のお客さまに最適なレコメンドを行うエンジンを開発することで、お客さま体験の向上を目指します。

■Mok Oh(モック・オー)のコメント
メルカリUSの最高技術責任者(CTO)であり、MITで博士を取得したMok Ohは「ボストンオフィスは、パロアルトと東京にある開発拠点にとって重要な存在です。お客さまの期待は常に変化しているため、新たなテクノロジーを活用することで、サービスを継続的に改善することが不可欠です」と述べました。

■アドバイザープロフィール
Frédo Durand(博士)
MITにて電気工学、コンピューターサイエンス教授。MITコンピューターサイエンス、Computer Science and Artificial Intelligence Laboratory(CSAIL)メンバー。コンピュータビジョン、計算写真学領域の研究者。

Wojciech Matusik(博士)
MITとComputer Science and Artificial Intelligence Laboratory(CSAIL)にて、電気光学およびコンピューターサイエンス教授。コンピューターグラフィックス団体の共同ディレクションや、機械学習の授業を担当。機械学習、3Dビジョン、3Dファブリケーション領域の教授兼起業家。

■メルカリUSについて
US版メルカリは、2014年にローンチしました。現在、ダウンロード数は4,500万を超え、毎日約15万品を超える商品が出品されています。メルカリUSは「To make selling easier than buying.(売ることを買うことよりも簡単に)」をミッションに、誰でも簡単にモノを売ることができる世界を目指しています。

メルカリUSは、今後もAI・画像認識技術領域の研究開発を加速させるとともに、新技術をプロダクトへ実装することで、出品体験の向上に邁進します。

プレスリリース原文は以下よりご確認いただけます。
Mercari Opens Cambridge Engineering Offices