〜米国家庭に眠る不要品の総数は約53億品、「かくれ資産」総額は約930億ドルに相当することが明らかに〜
※株式会社メルカリのグループ会社であるMercari, Inc.(US)のプレスリリース抄訳です
Mercari, Inc.(本社:米国カリフォルニア州、CEO:John Lagerling)が行った調査によって、米国の総世帯における不要品の数が約53億品にのぼることが明らかになりました。また、不要品が増加する要因には「Low Sell-Esteem(売る自信がないこと)」が関係すると判明しました。Low Sell-Esteemとは、「不要品を売るのは大変で、また、誰も自分の不要品を欲しがらないだろう」という思い込みのことを指し、また英語の慣用句である「Low Self-Esteem(低い自己評価)」の掛け言葉になっています。
米国では、クローゼットや引き出し、車庫に不要品をためこむ世帯が増加しており、米国人のうち5人に1人が収納スペースをレンタルしています。こうしたレンタルスペースの数は、スターバックス、マクドナルド、そしてサブウェイの合計店舗数とほぼ同じであることがわかっています。
調査では、米国でLow Sell-Esteemを感じる人が65%にのぼることがわかり、また、回答者の3分の2が「不要品を出品して売ることは面倒だ」と回答しました。
■Lynnette Khalfani-Cox(ライネット・カルファニコック)のコメント
AskTheMoneyCoach.comの創設者で、Mercari, Inc.のPersonal Finance ExpertでもあるLynnette Khalfani-Coxは「Low Sell-Esteemが、不要品整理から多くの人の目をそらしています。これは春の大掃除シーズンににとどまるものではありません。Low Sell-Esteemの克服は難しくありません。大切なのは、まず売ってみること。モノを売り、お小遣いを得ることができるメルカリなどを使えば、誰でも出品が思ったより簡単だとわかると思います」と述べました。
■John Lagerling(ジョン・ラーゲリン)のコメント
Mercari, Inc. (US)CEOのJohn Lagerling は「我々のミッションは、出品を購入よりも簡単にし、誰でも簡単にモノを売ることができると伝えることです。お客さまがメルカリを利用する一番の理由は、不要品を減らし、家を整理するためでした。不要品を売り、収入を得ることがいかに簡単かを発信することで、Low Sell-Esteemを感じる人を少しでも減らし、そこから価値あるものが使われる未来を作り上げたいと考えています」と述べました。
■その他の調査結果
・米国にある不要品の数は、1世帯あたり平均で約42品(米国全体で約53億品以上)あり、回答者の約半数が家の不要品に対してどうすればよいかわからずにいました。しかし、それらを売れば、1世帯あたり推計723ドルを得られる計算になり、米国全体では930億ドル以上が家の中に眠っている「かくれ資産」であることが判明しました。
・男女別での不要品所有率は、女性が平均48個と回答した一方で、男性は36個となり、女性が35%多い結果となりました。
・処分が難しいと感じる不要品の例※:
1. 衣類(出品数:700万品以上)
2. 本(出品数:100万品以上)
3. 靴(出品数:800万品以上)
4. インテリア(出品数:200万品以上)
5. 家電(出品数:1,500万品以上)
※US版メルカリ内、2019年3月19日現在
・米国で「Low Sell-Esteem」を引き起こす主な理由:
1. 「どういったものに価値があるのかわからない」
2. 「出品する時間がない」
3. 「自分の不要品に価値があると思えない」
4. 「知らない人とやり取りするのが苦手」
以上のことから、購入よりも出品に抵抗のある人が多いことが判明しました。調査対象者の59%が、過去1年間に「中古品を購入したことがある」と回答した一方で、「中古品を売ったことがある」と回答したのは33%に留まりました。この結果が示すように、メルカリは出品者より購入者が多く、出品者にとって優位な市場であることがわかりました。
■調査方法
Mercari, Inc.は、2019年3月に、18歳以上の米国人1,000人を対象として、Honest Dataとインターネット調査を実施しました。
プレスリリース原文は以下よりご確認いただけます。
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